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包囲された街

友人に勧められた本を読み終えた。
かつてユーゴ紛争のとき、サラエボで幼少時代をすごした人のメッセージを集めたものだ。
いまだにサラエボでは、当時の銃弾の跡が残っている。実際にそれを見ると、おぞましさにゾッとするのだが、リアルなメッセージを読むと、平和の尊さを改めて感じる。


サラエボは盆地であるので、包囲しやすかった。そして、民間人が狙われるというとんでもないことが起こったのだ。子どもも犠牲になり、仲良しの友人や家族が殺されたり、自分が怪我をしたり、そんなことが日..
ボヘミアンすぎまるこ

サラエボ、希望の街角

東京国際女性映画祭に行ってきた。
目当ては、ヤスミラ・ジュバニッチ監督の、「サラエボの花」の次の作品である。
「サラエボ、希望の街角」という邦題がついている。

かつて岩波ホールで「サラエボの花」を観たときには、そこに映し出された風景を見て、サラエボに行かなくては、と思った。そして、行ってきた。
サラエボは、悲しみ、美しさ、宗教、いろいろな様式の建築物、様々なものがまぜこぜになった摩訶不思議なところだ。

ヤスミラ・ジュバニッチ監督の今度の作品も、サラエボが舞台..
ボヘミアンすぎまるこ

ボスニアの橋

サラエボの友人からメールがきた。きょう、テレビ東京「池上彰の戦争を考えるSP~戦争はなぜ始まり、どう終わるのか~」を観るようにとのことだった。
サラエボに池上彰さんと長谷川京子さんがロケにやってきて、私の友人も少し手伝いをしたらしい。

今、観終わったのだが、番組は、ボスニア側が悪いとか、セルビア側が悪いとか、そんな決めつけはなく、とてもリベラルなものだった。それに、分かりにくいユーゴスラビアのこともわかりやすく説明してあって、ユーゴ内戦のことをまったく知らない人にも興..
ボヘミアンすぎまるこ

打ちのめされたすごい本

サラエボの友人が欲しいといったので、手に入れた本をパラパラとめくっていたら、夢中になってしまった。
『打ちのめされるようなすごい本』という書評集だ。

米原万里さんの別の本は読んだことはあるが、この本でも、あいかわらずユーモア爆発で大笑い。
だが、途中から凄みが行間から漂ってきて、何事だろうと思うと、癌に侵されつつも死の直前まで書き綴ったものだった。
同じ迫力を感じた本は、檀一雄『火宅の人』。終わりに近づくにしたがって、地の底から湧いてくるような静かな迫力に、背筋が..
ボヘミアンすぎまるこ

モスタルの黄色いバス

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サラエボでも見かけたのだが、モスタルでも黄色い市バスを見かけた。
バスの横っ腹に日の丸。「日本の方々からです」としっかり説明書きがついている。
ボスニア・ヘルツェゴビナに日本が援助をしたことを、日本ではどれだけ知られているのだろうか。

バスの写真を撮っている私が日本人だと気づいたのか、車中の男性ふたりが立ち上がって、私に向かって手を振った。私も手を振り返すと、信号が青に変わり、バスは走り出した。

ユネスコ世界遺産に指定された「古い橋」のあたりは、あたかもテ..
ボヘミアンすぎまるこ

ウェルカム・トゥ・サラエボ 5

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サラエボときたら、第一次世界大戦のきっかけとなった事件が起こった土地として有名である。
セルビア人の青年、プリンシプが、オーストリア皇太子を射殺したことから、大戦となったといわれている。その現場に私は行ってみたかった。

オーストリアに住んでいた身としては、当然皇太子びいきの私なのだが、現地では暗殺者が一種英雄のようになっているきらいがある。体制に歯向かった人物というところだろうか。
私はウィーンで、このときオーストリア皇太子が着ていた上着を見たことがある。血のり..
ボヘミアンすぎまるこ

ウェルカム・トゥ・サラエボ 4

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サラエボの話には、まだ続きがある。

やはり、サラエボといえばキケンなところというイメージがつきまとう。私もそうだった。実際に行ってみればどうってことないのだけど。

サラエボは京都と同じく盆地で、ぐるりを小高い丘に囲まれている。その丘の上にオスマン・トルコ時代の遺跡が残っているというので、行ってみた。

ずんずん丘を登る。じんわり汗が出てきたころに真新しい墓場に行き当たった。
先だっての戦争のときの犠牲者なのだろう。亡くなった年がほぼ同じ。墓石を眺めると、..
ボヘミアンすぎまるこ

ウェルカム・トゥ・サラエボ! 3

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サラエボにもオペラハウスがある。
サラエボ空港に到着したとき、インフォメーションがあったので、イベント・スケジュールをもらった。
運よくオペラ「リゴレット」の公演が私の日程に合ったので、さっそくインフォメーションのオニイサンに切符はどこで買えるのか尋ねてみた。彼は、残念ながらわからず。ホリディ・インでも同じ質問をしたが、わからず。オペラハウスでわかるのでは、と地図にシルシをつけてもらった。
どうやら、この街ではオペラは一般的ではないということはわかった。
はたして..
ボヘミアンすぎまるこ

ウェルカム・トゥ・サラエボ! 2

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スロヴァキアのブラチスラヴァでも、クロアチアのザグレブでも、同じ車両が現役である。どこかで見たことがあるし、なぜか懐かしい感じがすると思うとチェコスロヴァキア製。プラハのトラムと同じものである。
そして、サラエボもそうだった。

サラエボのトラムは、乗客を満載して走る。そして、よく使ったのか、常にドアが半開きの車両もある。そんなときは、ドア付近の人がギュッとやってなんとか閉める。
チェコスロヴァキア製のトラムが走る風景は、私にとって懐かしいもの。初めて来たところな..
ボヘミアンすぎまるこ

ザ・旅行博

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毎年恒例の旅行博がビックサイトであった。
こういうイベントは大好きなので、いそいそと出かけた。

去年よりも、なんとなく全体的にケチくさくなっているような・・・
景品をくれるブースも減ったような気がする。
燃油高だ、ユーロ高だと、旅行業界にはキビシイ時期が続いているので、
いたしかたなし。

でも、あちこちのブースをひやかして歩くのは楽しい。
私は東欧がふるさとのような人間なので、どうしてもそっち方面に気がいく。
その中でも気になったのは、アルメニア。..
ボヘミアンすぎまるこ

ウェルカム・トゥ・サラエボ! 1

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世界で一番オトコマエなホテル。
それは、サラエボのホリディ・イン。
私は、このホテルに憧れがあって、ずっと泊まりたかった。
それで、今回は念願かなって、ホリディ・インの宿泊客となったわけ。

もちろん、私は世界中にあるホリディ・インにはたくさん泊まっている。
成田のホリディ・インだっておなじみだ。
いわゆるビジネス向けのホテル・チェーンだから、ホリディ・インに泊まるのは、
たとえば城館ホテルに泊まるような特別感はない。
でも、サラエボのホリディ・インだけ..
ボヘミアンすぎまるこ

寒い日には・・・

ヨーロッパさながらの寒さである。
暖房設備がどうもひ弱なので、もしかしたら日本はヨーロッパよりも
寒いかもしれない。

さて、寒いときこそ出かけていって、友人と食事をするに限る。
今週は、小麦粉類ばかり食べて、炭水化物過多。

お好み焼きを、やんややんやと焼いて食べるのは何年ぶりだろう。
鍋もそうだが、日本では、皆で頭をつきあわせて調理しながら
食べる料理がたくさんある。
誰かとシェアして食べるという発想は、とてもアジア的だと思う。
個人個人にサービスされるヨーロッパ式..

ボヘミアンすぎまるこ

神田神保町

欲しい本があったので、神田神保町に出かけてきた。
残念ながら、目当ての本は見つからなかったが・・・

岩波ホールの前を通りかかって、うまい具合に上映時間に間に合いそうだったので、
映画を観ることにした。
「サラエボの花」

旧ユーゴの映画は、どうもテーマがどーんと重くて体調が悪いときに観るとますます
悪くなりそうな気がする。
「サラエボ・・・」も覚悟して観たのだが、案外ソフトなものだった。
若い女性監督の作品だからだろうか。
ぐっちゃぐっちゃの暴力シーンはない。
さすが..

ボヘミアンすぎまるこ