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ボヘミアの城

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もっと早く書こうととは、思っていたのだが・・・
先々月にチェコに行ったとき、プラハだけでなく「へんなとこ」にも行っている。
それは、ズビロフ。
ボヘミアの古城のひとつがあるものの、辺鄙なところである。
漠然と、ボヘミアの古城といっても、たくさんある。プラハに住んでいたときは、よく城めぐりをしたものだが、まだズビロフには行っていなかった。

ピルゼン方面のローカル線に乗って、ゴトゴト。
ズビロフ駅は、プラットホームもなく、線路に直接降りるような田舎の駅だ。ズビロフ駅の手前から、列車の出入り口の近くでスタンバイしていたものの、よりによって、私の目の前のドアが開かない。
ドドド・・・と列車内を走って、別の開いたドアからようやく「よっこらしょ」と降りた。
私の姿をみて、近くにいた乗客が車掌に向かって、「チカーテ、プロシーム!」(待ってください)と叫んでくれた。
「ジュクイ」(ありがとう)と、その親切な乗客に言ったものの、やれやれ、チェコである。
チェコの列車に慣れていない旅行者はピルゼンまで行ってしまうかもしれない。
あらかじめ、手配しておいた車が駅まで迎えにきてくれたのだが、駅から城までもひといきある。

ズビロフ城のウリは、アルフォンス・ミュシャが「スラブ叙事詩」をここで描いたということ。
ちなみに「スラブ叙事詩」は、長い間モラフスキー・クルムロフ城にあったのだが、最近、プラハに移された。修復をしてから、プラハ市内で展示されるという。
ズビロフ城の内部は、ツアー形式でみせてくれるのだが、チェコ人ばかりで外国人見学者は私ひとり。やっぱり、交通の便が悪いためか、ここまで来るのは、まだ外国人には難しいのだろう。ミュシャの作品は、ひとつふたつあるのかと思っていたら、なんとフレスコ画が残っていた。それも、フリーメーソンの一員としての、ミュシャの自画像で、とても珍しい。

ズビロフ城のぐるりは、「ザ・スラブ」といった雰囲気の景色。
この景色を写真におさめて、ミュシャは「スラブ叙事詩」を描いたという。
私は、モラフスキー・クルムロフで、「スラブ叙事詩」を見たことがあるが、ぜひまた見たいと思う。
だが、いつまたプラハで展示されるかは、わからない。理由は、チェコだから、としか言えないのも、チェコだから。
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