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クリムトの絵

つい今しがたベルベデーレ宮殿に行ってきた。
この宮殿の内部はギャラリーになっており、クリムトやエゴン・シーレのコレクションでよく知られている。

日本人グループがガイドの話を聞いているところに遭遇してしまったので、少し離れて絵画鑑賞することに。添乗員やガイドによっては「盗み聞きをしている」と噛み付いてくる御仁もおられるので、その防御策である。
もちろん皆一番見たいのはクリムトの「接吻」だろう。キンキラピカピカの、とてもクリムトらしい作品で、とても人気がある。他にも、ここには「アデーレ・ブロッホバウアーの肖像」もあるはずなのだが……ない。

最近ニュースになったので、ご存知かと思うが、オーストリア政府と絵のモデル、すなわち最初の所有者の親族との訴訟で、オーストリア側が負けてしまったのである。この親族なる人、89歳のおばあちゃん。ご先祖様がナチスにこのクリムトの絵を接収されてしまったので、それを返しやがれ、とがんばったのだ。
そこで、カエサルのものは、カエサルへ。おばあちゃんのものは、おばあちゃんへ、ということで、この絵はおばあちゃんに返されることになってしまった。

ところで、今、この絵はどこ?
ギャラリーの係員に聞いたところ、地下の倉庫に眠っているそうだ。ここにまだあるなら、倉庫に入れずに見せてくれと思うのは、私だけではあるまい。


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